The true art of memory is the art of attention.
(真の記憶術というのは集中することなのだ。)
– Samuel Johnson
/ジョンソン博士(1709~1784)
ジョンソン博士の名言です。
真の記憶術というのは集中すること。
シンプルですが間違いない名言ですね。
どんなに時間をかけて勉強しても覚えていなければ意味がない。
結局勉強して覚えるためには集中力が必要です。
時間よりもいかに集中したか?
の方が重要です。
集中していなければ覚えていないことが多いわけですからね。
集中と時間
集中すれば時間を短くして、短時間で覚えることが可能になります。
僕自身、学生時代に毎日3時間勉強したときよりも1.5時間という時間を区切り、集中して勉強をしていた時の方が結果が良かったことを覚えています。
覚えるという姿勢が全く異なるものになります。
長い時間をかけて繰り返し繰り返し行えば覚えることもあります。
好きな歌なんか聞いていて覚えようとしなくてもいつの間にか覚えてしまう。
そんな経験はありませんか?
なので、集中しなくても繰り返すことで記憶できたりも確かにします。
が、その分時間を浪費することとその繰り返すことに耐えられることが難点です。
つまりは好きなことでないとなかなか使えないということですね。
知識は自分が好きなものだけ覚えればいいというものではありません。
時には興味がないことも覚えなければいけないことも多々あります。
そういう意味ではやはり、短時間で集中して記憶力を高めること。
これが重要になってきます。
時間があることに甘え、時間を使った方が苦労をしているという観念に囚われ長い時間を使って覚えようとするのは愚の骨頂。
何時間覚えるのに時間を費やした、と誰かに自慢するよりも”覚えた”という事実を自分の中に作るために集中して記憶していきましょう
ジョンソン博士とは?
サミュエル・ジョンソンは、イングランドの文学者(詩人、批評家、文献学者)です。
「英語辞典」(1755年)の編集で知られています。
18世紀イギリスにおいて「文壇の大御所」と呼ばれました。
親しげに「ジョンソン博士(ドクター・ジョンソン)」と称されています。
その有名な警句から、しばしば「典型的なイギリス人」と呼ばれています。
主著に『英語辞典』、『詩人列伝』、『シェイクスピア全集』(校訂・注釈)などがあります。
詳細はこちらで⇒Wikipedia
この記事を読んだ人におすすめ!