The difference between successful people and really successful people is that really successful people say no to almost everything.
(成功者と本物の成功者の間にある違いは、本物の成功者たちはほとんどすべてのことにNOというのさ。)
– Warren Edward Buffett
/ウォーレン・バフェット(1930~)
ウォーレン・バフェットの名言です。
この言葉のまま受け取ってしまうとただのわがままに感じてしまうかもしれません。
しかし、そうではなく、自分がやることは選択すべき、ということを言っているんです。
周りから依頼されたことを全てやっていたら自分が本当にやりたいことをやれなくなるということを防ぐためですね。
成功すればするほど周りからの依頼も増えていくでしょう。
でも、その依頼は本当に自分のためになるのか?と考えると、そうでもないことも多々あるはず。
それらの依頼に対して”NO”と言えるのかどうか。
ここが、成功者と本物の成功者の分かれ目になる、とバフェットは言っているのだと思います。
集中の重要性
“NO”と言えずになあなあで依頼などを受けてしまうと必ず自分がやりたいことに時間がないなどの支障をきたします。
支障をきたすとどうなるか?
必要なことに集中できなくなります。
バフェットは集中することを重要視しています。
集中することができなければ、質は必ず落ちていきます。
他のことを考えながら他のことをやっていたら質は落ちますよね?
自分がやりたいこと、やるべきことを集中して行えない。
この状態では本物の成功者ではないですね。
自分がやりたいこと、やるべきことをいつでもやれるようにしておくこと。
これが本物の成功者。
この状態を目指したいものです。
マルチタスクとシングルタスク
集中に関して、もう一つ。
世間ではマルチタスクが重用されています。
もちろんマルチタスク、つまりは自分がやれることを増やしたり、やれたりすることはすごくいいことです。
自分自身の価値も高めることができるでしょう。
ただ、それ以上に重要なのはシングルタスクをいかに集中してこなすことができるか?です。
マルチタスクに囚われるが余り、器用貧乏になってしまい、やることなすこと中途半端になってしまう。
スペシャリストとは言えないけど何となくできてしまう。
このような状態ではなく、マルチタスクの中でも一つ一つのタスクをシングルタスク化してしっかり向き合って集中してこなすこと。
このシングルタスク化して、集中することによって、質が上がっていきます。
質を上げれ必然、周りからの評価も上がりますし、自信もつきます。
中途半端に物事をこなしていたら自信なんかつくわけがありません。
そのためには安易に全部をやろうとはせず、必要なことを選択できるように。
本物の成功者であるバフェットを見習って必要なもの以外”NO”と言って切り捨てる勇気を持てるようにしていきましょう。
ウォーレン・バフェットとは?
ウォーレン・バフェットはアメリカの投資家。
投資の神様の異名を持ちます。
世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、同社の会長兼CEOを務めます。
大統領自由勲章を受賞している偉人です。
詳細はこちらで⇒Wikipedia
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