There is really no such thing as bad weather, only different kinds of good weather.
(本当に悪い天気なんかないよ、ただ色んな良い天気があるだけなんだ。)
– John Ruskin
/ジョン・ラスキン(1819~1900)
ジョン・ラスキンの名言。
この記事を書いている今、梅雨の真っ最中です。
梅雨だと雨が多くて嫌になってしまいます。
雨が多い通勤や通学もちょっと億劫になってしまいますね。
ただ、これって別に雨が悪いわけではなく雨をどう捉えているか、というのが問題ですよね。
捉え方次第で考え方が変わる
ジョン・ラスキンは、悪い天気なんか存在しないで、色々な良い天気があるだけ、と言っています。
晴れを”良い天気”、雨を”悪い天気”と捉えがちですが、そうではなく、晴れている日ぽかぽかとあたたかく、もちろん良い天気ですし、雨だって、空気の汚れを落としてくれる良い天気です。
単純にその人の捉え方ですよね。
逆に晴れの日だってマラソンでめちゃくちゃ暑い日だったらあまりいい天気じゃないかもしれないし、雨だって水不足だったらみんなが望むものになります。
自分が良いと捉えれば良いし、悪いと捉えれば悪い。
それだけなんです。
天気はそこにあるだけ。
もちろん、天気だけじゃなくて人もそう。
人に対して好き、嫌いがあったり、気にいるそぶり、気に入らないそぶりがあったり。
その日の気分によって許容範囲が広くなったり、狭くなったり。
結局、どうとらえるかは自分次第なわけです。
僕は以前、頻繁にイライラしていました。
でも、ふと「これ、そんなに怒ることか?」と自問自答したところ、ほとんどのことが怒ることじゃないと結論付けられ、イライラしなくなりました。
別にこれは他の人が変わったというわけでなく、本当にただ僕の捉え方が変わっただけ。
ほとんどの物事がそうなります。
気分が落ち込んでいるとき、ストレスを抱えているときに無理に良い方向に捉える必要はないと思います。
ただ、普段、良い方向から見るように心がけておくと少しずつ心が軽くなっていきますよ。
ジョン・ラスキンとは?
ジョン・ラスキンはイギリスの評論家・美術評論家で、それと同時に芸術家のパトロンであり、設計製図や水彩画をこなし、社会思想家であり、篤志家でした。
ラスキンの美術に関する考えは、一言で言えば「自然をありのままに再現すべきだ」ということでした。
この思想の根幹には、神の創造物である自然に完全さを見出すという信仰がありました。
また、ラスキンには「水彩、最も美しい芸術」との言葉もあり、水彩画の作品を残しており、水彩をこよなく愛していたことをうかがわせています。
詳細はこちらで⇒Wikipedia
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