Neither a borrower nor a lender be; For loan oft loses both itself and friend, And borrowing dulls the edge of husbandry.
(金の貸し借りをしちゃいけない。金を貸せば金も友も失う。金を借りれば倹約が馬鹿らしくなるのだから。)
– William Shakespeare
/シェイクスピア(1564~1616)
シェイクスピアの名言。
お金の貸し借りをしてはいけない。
金を貸した場合、金も友も失う。
金を借りてしまえば倹約していた自分が馬鹿らしくなり、金銭感覚が狂う。
お金というのは人を狂わせるので、貸すことも借りることもできるだけ避けた方が良いです。
お金の魔力
どんなに誠実な人であってもお金を貸してほしいといった時点で、信用が置けない存在になります。
貸してほしいというときは本当に返すつもりかもしれない。
でも、返す当てが消えてしまったりしたらどんどん延長されるかもしれません。
もしくは知り合いだからと甘えてしまい、なかなか返さなくなるかもしれません。
そうなったら完全に人間関係が崩れますね。
未来に関してはわからないものです。
本当に信頼が置ける人で返してくれる人かもしれません。
しかし、トラブルに発展する可能性は非常に高いでしょう。
友人であれば友情が終わるかもしれない。
そんなリスクを背負うことができるのか?と考えると、やはり貸さない方が良いと思います。
もし、どうしても貸さなければいけないのであれば帰ってこないことを覚悟し、上げたつもりであった方が良いかもしれません。
それでも信頼は落ちますが。
貸す方もそうですが、借りる方もですね。
借りて返さなければ、もしくは貸してほしいといった時点ですでに信頼は落ちます。
そんなリスクを背負うのか?
また、借りた時点で、分不相応なお金が手に入ったとすればそのお金におぼれてしまうかもしれない。
金銭感覚が狂ってしまい、自分が得た報酬では満足できなくなるかもしれない。
そうなったら人はおしまいです。
楽にお金を手に入れることしか考えられなくなります。
自分は大丈夫、と思っても手に入れるまでわからないものです。
可能な限りお金の貸し借りは避けた方が良いでしょう。
お金が欲しければ自分で稼ぐ手立てを考え、動く。
これが賢明ですね。
シェイクスピアとは?
シェイクスピアはイングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物です。
卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっています。
1612年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇『ハムレット』、『マクベス』、『オセロ』、『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』、『ヴェニスの商人』、『夏の夜の夢』、『ジュリアス・シーザー』など多くの傑作を残しました。
詳細はこちらで⇒Wikipedia
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