If money be not thy servant, it will be thy master.
(もしお金を召使いとしないのであれば、お金はあなたの主人になってしまう)
– Francis Bacon
/フランシス・ベーコン(1561~1626)
フランシス・ベーコンの名言です。
お金の魔力はすごいもので、お金を使う立場にある人間がお金に操られてしまうということもしばしば起きてしまう。
しかし、あくまでお金は使うものです。
お金のことを召使いのように扱えないのであればお金が主人のようにふるまい、操られてしまいます。
極端な例として、お金をめぐって犯罪が起きてしまう。
借金をして首が回らなくなってしまう。
などですね。
お金があれば大体のことができてしまいます。
そのため、お金を持つ人の理性が重要になります。
あくまでお金は使うものですが、自分の持っている額と見合った使い方をしなければ途端に不足してしまいます。
理性的にお金を操ることができるか?
これが分かれ目。
お金を理性的に操らないのであれば、欲しいものが買えてしまうお金に操られてしまいます。
お金に操られた人間は誠実さが失われ、お金を儲けることだけに執着します。
お金に操られた人間はお金のことしか考えられなくなりますので、人間関係が壊れてしまうこともあり得ます。
お金はあくまで手段。
お金を稼ぐために何をするか?ということを考えるのは非常にいいことだと思います。
人間は考えてこそですからね。
これを効率的という考えでなく、単に楽に、とか人を蹴落としてまで得ようとすると途端に狂います。
なぜお金を稼ぎたいのか?という中長期的な目標を定め、まっとうにお金を稼ぐ。
これがお金を操るコツです。
短期的な目標だけですと、お金に操られがちになります。
お金はとても大切。
ですが、お金との接し方はもっと大切です。
お金に操られず、召使いのように従えていきましょう!
フランシス・ベーコンとは?
フランシス・ベーコンは、イギリスの哲学者、神学者、法学者、貴族(子爵)です。
「知識は力なり」という言葉とともに知られ、独力では果たせなかったものの学問の壮大な体系化を構想していました。
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