Complexity is your enemy.
Any fool can make something complicated. It is hard to make something simple.
(複雑さは敵だ。
物事を複雑にするのはどんな馬鹿にでもできるものさ。物事を単純にするのが難しいんだよ。)
-Sir Richard Charles Nicholas Branson
/リチャード・ブランソン(1950~)
リチャード・ブランソンの名言。
本当に良い名言です。
お気に入り。
物事を複雑にすることは馬鹿でもできる。
でも、シンプルにすることは逆に難しい。
そして、その複雑さこそが敵。
複雑であればあるほど人は理解できなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。
逆に複雑そうに見えるものをシンプルにすれば理解しやすくなります。
複雑な方が頭が良い気がしますが、逆にシンプルに物事を捉えたり伝えられる人こそが頭が良いといえそうです。
複雑⇒シンプル
物事を複雑に捉えて複雑に説明するのは意外と誰でもできるものです。
短い言葉を長くすればいいだけなので。
長く話さなきゃいけないとか、ちょっと難しくいった方が頭良く見えるだろうなどで勝手に複雑化する人もいます。
そうではなく、物事はシンプルに。
シンプルに極論を言うことで、時間、伝える側の労力、伝えられる側のストレスが非常に減少します。
極論、一言で終わることだってあります。
ただ、シンプルにすることは難しい。
長い言葉を短くするので。
要点をしっかり理解できなければシンプルにはできない。
だからこそ、シンプルに説明できる人はしっかり理解できているかがわかり、複雑にしか説明できない人は理解ができていないということになるんですね。
全部が全部要点をつかむことは難しいです。
例えば会社の会議。
無駄に長いな、と感じる会議に参加したことがありますが、要点をつかんでいない、議論する内容・結果が決まっていないからあとから議論が出てきて収集がつかなくなるということになっていました。
これこそ複雑になった例ですね。
みんなの時間や労力を奪っているのでまさに敵です。
会議こそシンプルに行うべきこと。
時間なんかで決めるのではなく、決めることが決まったら終了。
そうであれば、1時間かけた会議も下手したら5分で終わる可能性だってあります。
まずは、自分ができる限りシンプルに物事を捉えて、シンプルに伝えらえるようにしていいと思います。
もしかしたら時間が余ってしまうかもしれない。
でも、その時間は他のことに使えばいいだけです。
複雑さは時間を奪いますが、シンプルさは時間を生み出します。
絶対に後者の方が良いことが多くなります。
是非、チャレンジしていきましょう。
リチャード・ブランソンとは?
リチャード・ブランソンはイギリスの実業家です。
コングロマリット、ヴァージン・グループの創設者で会長を務めています。
1973年にはレコードレーベル「ヴァージン・レコード」を立ち上げ、セックス・ピストルズやカルチャー・クラブ、マイク・オールドフィールドなどの人気ミュージシャンが所属するイギリスを代表するレコードレーベルの1つへと成長させました。
音楽産業や航空産業での成功を元に、ヨーロッパ圏内の携帯電話事業への参入や、「ヴァージン・コーラ」などの飲料水事業、「ヴァージン・シネマズ」ブランドで全世界に展開する映画館、大手バス会社のステージコーチ・グループとの合弁企業「ヴァージン・トレインズ」を設立しての鉄道経営、金融事業などへ次々と参入しました。
中には失敗して早期に撤退するものもあったものの、いくつかの事業では業界の慣習を破った新機軸を打ち出すことにより一定の成功を収めており、現在グループ全体で22カ国、25,000人の従業員を擁する規模にまで成長しています。
詳細はこちらで⇒Wikipedia
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