I don’t need a friend who changes when I change and who nods when I nod; my shadow does that much better
(私が変わったときに変わり、私がうなずいたときにうなずく、そんな友はいらない。そんなの影がもっとうまくやってくれるんだから。)
– Plutarchus
/プルタルコス(46頃~127頃)
プルタルコスの名言です。
忌憚のない意見を遠慮なしに伝えあえる。
それが友人であると僕は思います。
この名言のように自分が変わったからといってそれに合わせて変わる。
もしくは、うなずいたときにうなずく。
友達でいたいがために無理にでも合わせてくる人。
これは逆に友達とは言えない振る舞いなわけです。
そして、友人に対して自分の意見と全く一緒でなきゃ満足できない人。
こんな人は本当の友人はいないでしょう。
イエスマンのような人との友人としての付き合いはいつか必ず終わります。
無理して合わせているのでついていけなくなった時点でその関係は終わってしまうのです。
どこまでも合わせてくるというのはそれは友人ではなくいっそ奴隷のようなもの。
でも本当に友人のことを思うのであれば遠慮なく思ったことを言える。
思ったことを言ったとしても受け入れあえる。
こんな友人はあなたの周りにいますか?
もちろん、本当に気が合って考えが一緒という人もいるでしょう。
心の底から気が合うのであれば全く問題なく、本当に良い友人であるということですね。
プルタルコスとは?
プルタルコスは帝政ローマのギリシア人著述家です。
著作に『対比列伝』(英雄伝)などがあり、英語名のプルタークでも知られています。
3世紀頃に編纂されたプルタルコス著作目録によれば、『対比列伝』(英雄伝)をはじめ、227と、ものすごいかずの書物が挙げられている熱心な著作家でした。
『倫理論集(モラリア)』は政治・宗教・哲学などについて論じた随想集であり、エッセーの起源であるとされています。
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