There seems to be some perverse human characteristic that likes to make easy things difficult.
(簡単なものを難しいものにするのがひねくれた人間の特徴なんだよ)
– Warren Edward Buffett
/ウォーレン・バフェット(1930~)
投資の神様、ウォーレン・バフェットの名言。
人間には難しそうなものを見ると難しいというレッテルを貼り、理解しようとすることを拒む習性があります。
あなたにも自分には理解できなさそうだ、と思うとシャットアウトしてそれ以上情報が入らないようになる、そんな経験ありませんか?
でも、一見難しいものでも紐解くと意外と簡単なことがままあります。
基本的なことから見直していくとこんな簡単なの?ということですね。
難しい漢字があった場合、全体を見ると難しくて書けないと思ってしまっても結局1部分1部分はそんなに複雑ではなく、簡単な文字の集合であることが多いです。
『薔薇』の薔は草冠、土、人、回という集合であることが分かればどこに配置しているかが分かれば意外と簡単であると思います。
全体を捉えて難しいというレッテルを貼るのではなく、物事はシンプルで簡単なことが多いと覚えておきましょう。
数学で一見難しい公式であっても基本に立ち返れば数字や足し算などから成り立っていきます。
難しいと思うから難しいと考えてしまう。
見方を変えれば簡単なことがわかります。
会社の会議でも難しそうにやたら長い時間話してしまっているのをよく見ます。
でも、実は答えは出ていてシンプルにその答えにまとめればすぐ会議は終わる、なんていうこともあり得ます。
実際にそういう会議を僕は見てきました。
結論出ているのになんで話し合いを続けるんだろう?と。
1時間以上話し合ってましたが、会議の冒頭5分で出た言葉で落ち着くことも多いです。
ただ、その結論をまとめて伝えると冒頭で否定されたり、あいまいにされたりされることが多いです。
“難しい問題なのでそんな簡単に片付くわけがない”と思っているからですね。
物事を自分たちで大きくして全体像を把握できないように思え、難しく思ってしまう。
でも、そんなことはなくて、こうしたい、こうじゃないか?という意見で片付くことはままあります。
そんなに難しく考えすぎず、まずは簡単に考えてみたらどうでしょうか?
ウォーレン・バフェットとは?
ウォーレン・バフェットはアメリカの投資家。
投資の神様の異名を持ちます。
世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、同社の会長兼CEOを務めます。
大統領自由勲章を受賞している偉人です。
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