Don’t judge each day by the harvest you reap but by the seeds that you plant.
(毎日の収穫できたものじゃなく、まいた種で判断しよう。)
– Robert Louis Balfour Stevenson
/ロバート・ルイス・スティーヴンソン(1850~1894)
ロバート・ルイス・スティーヴンソンの名言です。
努力を判断する基準。
人は、目に見えた成果で判断してしまいしがちです。
良い成果であればまだ気分がいいですが、悪い成果の場合、気分を害してそれで終わりです。
でも、そんなところばかり気にしていたら努力なんかできなくなってしまいます。
毎日必ず昨日の成果を上回ることができるのであればモチベーションを上げて楽しんで継続できるかもしれない。
ただ、そんなことできること人はいませんよね?
必ず調子が悪い時だってあります。
難易度を上げていけば躓くこともあります。
毎日目に見える結果だけで判断するのは努力をする上で有効ではない考え方になります。
準備の質で判断する
目に見える成果で判断しないのであれば、何で判断するか?
といえば、スティーヴンソンが言っているようにまいた種で判断しましょう。
努力は1日にしてならず。
ダイエットであれば今日有酸素運動をしたからといって、明日5㎏痩せるなんてなかなか難しいと思います。
努力は継続して将来的に結果がでるものですよね。
頭ではわかってはいますが次の日に5㎏どころか0.1㎏も痩せていなかったらがっくり来てしまう人もいるかもしれません。
その結果だけで判断してしまうと効果がない、と切り捨ててしまう人もいるかもしれません。
ただ、その前に”有酸素運動をやれた”という事実が生じていることは忘れてはいけません。
この努力ができた、ということはいつか芽が出るものを植えることができた。
つまり、種をまけたということになります。
積み重ねられる何か、を誇り、結果に一喜一憂せずに継続していく。
これが努力のコツで、成功させるためのコツです。
結果に一喜一憂して辞めてしまったら積み重ねたものが無駄になってしまいます。
折角芽が出て、育とうとしているのに水をあげずに枯らしてしまうようなものです。
結果は重要。
でも、短期間の結果に振り回されすぎてしまったら努力の継続は難しくなる。
そのことはしっかり覚えておきたいですね。
努力の方向性は修正を
ちなみに、種をまいたはいいけど結果がいつまでたっても出ない、ということもあります。
その場合、愚直に継続することが正解な場合もありますが、本当にその努力の方向性があっているか?をしっかり考える必要があります。
例えば前述したダイエットで1か月、2か月、あるいは半年続けて全く痩せないのであればそれは、その努力が誤っている、ということになります。
強度や時間が足りないとか、そもそも暴飲暴食しているとか。
原因が考えられるわけですね。
それを継続しても効果が薄いとしっかり判断ができるのであれば、方向性を変えることは必要です。
極端に言うと、サッカーがうまくなりたいのに野球を練習してもうまくならない。
そんなイメージですね。
ここまでわかりやすいものばかりではないですが、努力には正しい方向性があるものです。
30代の人間が10代、20代のころのダイエット方法をしても効果がなくなってしまうことだってあります。
しっかり方向性を見極めて正しい努力を継続できるようにしていきましょう。
ロバート・ルイス・スティーヴンソンとは?
ロバート・ルイス・スティーブンソンはイギリスの小説家、冒険小説作家、詩人、エッセイストで、弁護士の資格も持っていました。
1886年に発表された怪奇ホラー小説「ジキル博士とハイド氏」で有名であり、その題名は今や二重人格の代名詞として定着しています。
またこの作品は映画や舞台でも何度も上演され、小説やドラマなど様々なジャンルの作品でテーマとして取り上げられたり引用されたりしています。
他に1882年異色短編集の「新アラビア夜話」も珠玉の名作揃いと評価は高く、サンデー・タイムズ紙が選ぶミステリーのベスト99に入ったこともあります。
詳細はこちらで⇒Wikipedia
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